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勝村政信プロフィール
俳優。「天才たけしの元気がでるテレビ」で注目を浴び、その後演劇活動をメインに行い現在に至る。飄々としたスタイルで芸幅の広さをアピールする一方、舞台演技の評価は高い。最近では「ラスト・クリスマス(フジテレビ)」、「HERO(フジテレビ)」、「義経(NHK)」等に出演し活躍している。趣味はサッカー、テニス、フィットネスなどスポーツ全般。
出演情報
レギュラー  TVasahi「ナサケのオンナ~国税局査察官~」 出演

毎週木曜21:00~21:54
ナレーション  NHK「スポーツ大陸 一歩一歩に魂こめて~競歩 山﨑勇喜~」 OA
10/16(土)22:00~(BS1)
10/17(日)10:05~(総合)
10/19(火)24:15~(関西総合)
10/24(日)24:00~(BS1)
9/25より公開  熊沢尚人監督「君に届け」 出演
9/18より公開  羽住英一郎監督「THE LAST MESSAGE 海猿」 出演
4/10より公開  石原興監督「獄(ひとや)に咲く花」 出演
3/13より公開  谷口正晃監督「時をかける少女」 出演
CF  「セイロガン ト-イA」
CF  FUJITSU「夢をかたちに(社会システム空港篇)」
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無題 / 2010年10月22日

テニスを愛する皆様、ご機嫌いかがですか?勝村政信です。


涼しくなってきました。あの燃える様な猛暑がこないだまでそこかしこにいたのに。もう二度と涼しい日なんか来ないと思っていたのに。

秋の野郎、ちゃんとやってくんじゃんか。
羽田の野郎、海外連れてってくれんじゃんか。
文具券の野郎、有効期限あんじゃんか。五千円分無駄にしたじゃんか。
ナサケの女の野郎、視聴率いいじゃんか。
我が家のハイビスカスの野郎、まだ咲きまくってんじゃんか。
娘とやったUFOキャッチャーの野郎、800円でたくさん取らしてくれたじゃんか。
近所の野良猫野郎、ウンコし過ぎじゃんか。落ち葉の野郎、掃除大変じゃんか。
紅葉の野郎、きれいじゃんか。この野郎、いい季節じゃんか。
くんの四季の野郎、それぞれいい味だしてんじゃんか。
日本の野郎、なかなかのもんじゃんか。


そんな訳で、最終回じゃんか。




さあ、いよいよ最終回でございます。
元々はこのアフリカの体験を書くつもりが、随分遠回りしてしまいました。でも、実際にもアフリカまで遠回りしたことが、一生忘れることができない、貴重な体験になっております。イレギュラーな行動は、実は現代では最も必要なことなのではないかと思っています。

誰かが用意してくれるスケジュールは、作者の想像や経験を超えることが出来ません。思い立って、立ち止まって、自分で考えて、進み続けるエネルギー。最近、忘れていませんか?「やさしさ」「ありがとう」「感動」「涙」「感謝」など、誰かに用意してもらっていませんか?

まったく知らない人と、まったく別な文化と、まったくわからない言語。自分の経験や思いなど、なんの役にも立たない。その場所で生きるために、必要なことだけ考える。海外に限らず、自分だけの旅。自分だけの生き方。そんな人生の旅を、僕は続けているような気がします。

なんて偉そうなこと書いていると、また終わらなくなるので始めちゃいましょう。

後輩のレンタカーが、パリの空港シャルルド・ド・ゴールの駐車場に到着。思い起こせば、ここにキムタクのおじさんがたくさんいたなぁ。(いないよ)

縦列のバックでちょっとぶつけていたが、何食わぬ笑顔で「無事、着きました」と言った。

「お前ちょっとこすったろ?」と言うと、「急いで下さい、ギリギリなんだから!」と少しむっとしながら怒られた。

「ここから先には、僕は行けませんから。あにぃ、本当に楽しかったっす。ありがとうございました」と、少し声を詰まらせながら後輩が言った。

そりゃぁ楽しかったろう。宿泊から、飯から、お土産から、すべておごってやって、お小遣いとして余ったユーロまであげたんだから。(宿泊代は、後輩がインターネットで予約してくれたおかげで、すべて半額だった)

「この穀潰しが!」と小声でささやいて別れた。まぁ、先輩後輩なんてこんなもんですよ。(違う気もするが)気がついたら、忘れていた不安が蘇ってきた。とにかく、マリの首都バマコまでは一人なのだ。

ラウンジでお茶していたら、いきなりボブ・サップみたいな(懐かしい)巨大なアフリカ人が僕の前にきて「アー・ユー・ミスターカツムラ?」と話しかけてきた。こんなところにまで僕を知っている人がいるんだ?と調子に乗っていると、「コーディネーターのサコです」ときれいな日本語で喋り始めた。

制作会社から、「現地ではさこさんが通訳です」と聞いていた。まさかマリ人の名前がサコとは思わなかった。無事にバマコの空港に着いた。羽田よりも随分小さく、ほとんど何もない。でも、初アフリカ。第一歩目をゆっくり踏み出そうとしたら、サコが笑顔で「こっちだよ」と背中を押すもんだから、適当な第一歩になってしまった。トホホ。

第一日目。とにかく暑い。そして言葉では表すことが出来ないくらいのエネルギーが石粒のように身体にぶつかってくる。

ポケットに入れた温度計を見ると、36度くらいだった。あれ?と思ってそのまま外の石の上に置いといたら、50度になっていた。体温の方が外気より低いから、ポケットの中が「アイスノン」状態で、温度計が冷えていたのだ。

すごいでしょ。この暑さなのに、ほとんどの人が外にいる。なんだか仕事をしている。都市部にはまぁ、所謂、家があるけど、ちょっと離れるとほとんどが赤い土で作られた手作りの粘土細工のような家なのだ。家で過ごしている人はほとんどいない。

僕は今まで、アフリカを勘違いしていたことがよくわかった。広いアフリカ大陸には、いろんなアフリカがあったのだ。野生動物の国だけではない。

サコが「マリはお前達にはつまんないぞ。猿の脳みそ食わないし、でっかい幼虫も食わないからね。がっはっは」と笑った。基本的に、マリで野生動物はほとんど見かけない。ぞうの保護区を通ったけど、サコは「まぁ運がよければ見れるかもしれない」だって。

らくだもたまに見かけたけど、足かせがついていて、遠くに行かないようにしてある。家畜なのだ。牛もヤギもみんな家畜。マリの意味のカバも、マリの人も映像で見るほうが多いらしい。

マリの主食は「米」。しかも日本人より「米」を食べている。マリへは、この「米」に関する取材で行ったんだけど、想像を遥かに超えていた。

農家を訪ねると、普通の田園風景が続いている。日本にいるみたいだ。唯一違うのは、田んぼの中に、バオバブの木が立っている。ちょっと笑える。

取材は「浮き稲」という川の中で育つ稲、しかも、茎の長さが5メートルにもなるものを探しにいったのだ。とにかくスケールが違う。

川の水がなくなっている乾期に種を蒔く。雨期にすんごい量の雨が降って川が氾濫して、8メートルくらい水がたまるらしい。で、3メートル位水が引くと、水のなかった川が川に戻る。

その頃、蒔いた種が発芽するんだけど、芽が空気に触れるには5メートルの水から頭をださなければならない。で、茎ががんばって5メートル伸びて、葉が空気に触れて、しっかり呼吸出来るようになる。

簡単に説明するとこうなるんだけど、稲ってすごいでしょ。で、実際に稲穂が実るのは、川の水面。で、船に乗ってたわわに実った、水の上の稲を収穫する。

日本にいたら想像も出来ないことが、当たり前に行われている。地球ってすごい。アフリカに行くと、星の単位で物を考えることが出来る。僕らは星に住んでいる。奇跡や偶然を目の前で感じることが出来る。

都会以外は真っ暗。何にも見えない。歩いていると、すぐ横に人がいたりする。現地の人は、ちゃんと見えているらしい。人間のスケールも違う。

いつの間にか、心のエネルギーが満タンになっている。三日目くらいに、マリ人のサコが苦しそうに「勝村さん、正露丸の宣伝やってるだろ?持ってないか?昨日の夜からお腹の調子が悪いんだ」だって。

僕は笑いながら、成田空港で買った薬を箱のままあげた。今回の旅も生涯で二度はない。今でも眼をつぶると、すべてが鮮明に思い出される。これだから、僕は海外の旅がやめられない。今後、何回こんなイレギュラーな旅が出来るかはわからない。でも、いつでも出発出来る準備は整っている。


終わり。


追伸。上機嫌で日本に戻った僕に、凄まじい下痢が襲いかかってきた。正露丸あげなければよかった、、、(買えよ)


本当に終わり。


そんなこんなで、ありがとうございました。またそのうち、宿坊のことでも書こうかなと思っています。(本当か?)
奥野の行動が僕を動かしてくれました。最終的に、あいつが久しぶりにCD出して、ライブをやってくれる日を夢見て、普段通りにやっていきます。ほんで、またしばらく「プリティバカンス」させてもらいます。


そんな訳で、あとちょっとの2010、がんばって生きていきまっしょい!
投稿者 勝村政信 19:50 | コメント(49)| トラックバック(0)

無題 / 2010年10月15日

テニスを愛する皆様、ご機嫌いかがですか?勝村政信です。


なんだか、暖かい日が続いております。運動会、体育祭の時期です。思い返せば、子供の頃、小太りだったあちきは、運動会があまり好きではありませんでした。足が遅かったからです。中途半端な順位しか記憶にありません。

良くて3位。だいたい4位か5位。8人くらいで走ってよ。昔は子供いっぱいいたから、100人中、65位くらい。

昔、松本ちえ子ちゃんってアイドルが、「65点の人が好き。好き。好き。」って歌ってたの。ちょっと安心したんだけど、よくよく歌詞を聞いたら、「知っているのに、わざと間違える、65点の人が好き。好き。好き。」だった。

ざっけんなあぁ!人生なめんな!こんにゃろぉ!まぁ、今思い出して興奮してもしかたないんだけど、くうんにゃろおぉ!またこんなこと書いてたら長くて長くてだらしない文章になってしまうけんね。って、だらしない文章しかかけんからね。

ぬあんどぁとう!もういいね。かきたかったのは、運動会ね。

子供が何かに向かっていく姿って、それだけで感動してしまうのね。こどもは宝だよ。最近、残念なニュースが多いけど、こどもは宝だよ。

そして、大人よ。ちみたちも宝だったんだよ。そして、宝でなくなってしまった訳ではないんだよ。今でも、生きてるだけで、とびっきりの宝なんだよ。ちょっと温かいタオルで顔をふいてみし。輝いた顔が、宝が出てるんだぞ。自分で曇らせてるだけなんだよ。

なーんつってな。宿坊で色々なお坊さんと会ってから、ただでさえ広いあちきの心が、さらに広がってしまっているんで、ちょっとおすそわけ。

あの宿坊の番組を見て下さった方は気づいてくれたと思うけど、初回の顔と、最終回の顔が違ったでしょ?あの番組、いや、お導きのおかげ様で、あちきは、一回りも、二回りくらい人間が小さくなったのよ。

はっはっは。それじゃだめじゃん。運動会なんて関係なかったんじゃん。思いつきが実を結ばなかっただけだろ!くんの、ばかたれ!なんて書いているときりがないので、65位のあちきは筆を置きます。

あ、今日、銀座の一穂堂サロンで、「緒形拳からの手紙」出版記念の展示会観てきた。亡くなって2年もたつんだね。この本を読むと、緒方さんがなんであんなにでっかい人だったのかっていう、「理由」みたいなしっぽが少しだけわかるよ。


でわ、続き。



お待たせしました。さぁ、いきなりの宣言です。最終回は次回になります。(結局一年がかりかよ)なにせ、メインはアフリカのマリです。もうどうでもいいと思っていらっしゃる読者もたくさんいると思いますが、僕もどうでもいいような気になっています。(こら!)

『お前のくだらない話しのせいで、楽しみにしている「年寄りのひとり言」が休みになるじゃないか!』とお怒りの方もたくさんいらっしゃるでしょう。もう少しの辛抱です。それまでは元気で生きていて下さいね。(こらこら!)

では、行きますか!続き。早朝、レンタカーのかわいらしいプジョウで、後輩がホテルに迎えにきてくた。前日、楽しくて楽しくて大勢のパリ在住の日本人でワインをガブガブ飲んた。

やっぱり海外は楽しい。見るもの、聞くもの、日本の内部にいると見えない事が、外部からだと明かりを点けたようにはっきり見えたりする。疲れてるし、時差ボケだし、飲み過ぎてるのに、頭も身体もはっきりすっきりしている。脳からアドレナリンが出まくっているのだろう。

そんな訳で中年男子二人の不思議な旅が始まった。

「まずはロワール。シャンボール城に行きます」
「はい?」
「知らなくていいです。吃驚して下さい」
「はい」

二人を乗せたプジョーが、激しいうなり声をあげ、とりあえず南に向かった。すんごい距離を走った。迷ったり笑ったり走った。休んだり笑ったり走った。ずいぶんな時間を使ってシャンボール城に到着。

いきなり吃驚した。ここは、フランソワ1世が狩猟のために建てて、気の遠くなるような時間をかけて、何人もの王様がバトンタッチしながら完成させたようだ。もう、スケールの大きさ、内装の豪華さ。中でもダヴィンチ設計の「二重らせん階段」凄過ぎる。

二人で笑いながら、離れたり出会ったり、感動しながら、広すぎて迷子になったりしながら、楽しくて浮かれまくった。半分回るだけでもかなり時間がかかる。

急いで出発して、アンボワーズ城を見て吃驚。ブロワ城を見て吃驚。見終わったあたりで暗くなってきた。シェール川に浮かぶように立つという、シュノンソー城に着いた時には辺りは真っ暗だった。真っ暗すぎて吃驚。

本当に何も見えない。帰ろうとしていたチケット売り場のおじさんに、「日本から来ました。何とか入れませんか?」と聞いた。「残念だったね。明日おいで」と笑顔で帰ってしまった。

すぐそこにある大きな門が閉まっていて、そのずーっとずーっと奥の方に、お城があるようだが、ライトアップもしていないので何も見えない。ここまで来て名残惜しかったがどーしようもない。諦めて次を考えなければならない。

なにせ、何の計画もない。近くで泊まる場所を探すか、明日のことを考えて、出来る限り走って距離を稼いでおくか。ハムレットのように悩んだ。だが、どうせ運転するのは後輩だし、隣で寝てるうちに着くんだから、起きた時に楽なように、距離を稼ぐことにした。(よかった。先輩で)

「着きましたよ」後輩のちょっと怒ったような声で目が覚めた。
そりゃ怒るだろう。三時間以上寝ていたんだから。

「何処?ここ?」
「レンヌです」
「何処?」
「稲本のいるチームがあるとこですよ」
「おー!レンヌ!雨降ってんじゃん」
「えぇ、あんたがグーグー寝てるあいだに降ってきたんですよ」
「あんた?」
「いえ」
「大変だったな」
「えぇ、僕も二回程寝ちゃって、危なかったっすよ。
駅前にレストランが一件だけ開いてましたから、そこ行きましょ」
「は、はい」

シーフードのおいしい店だった。うかれてぱくぱく食べている間、後輩はインターネットでホテルを探している。

「そんなん、後でいいじゃねーか。おいしいから食べろよ」
「車で寝たいならいいっすよ。今日は寒いから死んでも知りませんよ」
「うぅ。なんか、ギスギスしてない?」
「別に」
「お前さぁ、日本にいる奥さんに内緒で有給取って俺と旅行してんだよなぁ?」
「うぅ」
「ば・ら・す・ぞ。」
「う、うぅ。すみませんでした」
「わかりゃーいーのよ。わかりゃー。偉いのは誰かを忘れないようにな」
「うぅ」

酷い先輩である。レンヌで一泊して、サンマロに出発した。とにかくこれにも驚いた。島が要塞で街で。いや、要塞が街で島に。なんだかわからないけど、すんごい。

季節的に観光客もほとんどいなくて、自分達の要塞だった。世界は広い。夜は、オンフルールという、小さな港町に泊まった。素敵な街だった。

夜は地元の人に紹介されたレストランに入った。驚いたことに帝国ホテルにいたシェフが作る、和と仏を折衷した創作料理の店だった。大満足。

朝は港の横のカフェで焼きたてのクロワッサンとカフェオレで大満足。なんか、もう死んでもいいくらい幸せな気持ちだった。それから、有名なモンサンミッシェルに行った。死んでもいいなんて軽はずみに考えてはいけないと考え直した。歴史を肌で感じた。濃密なドタバタドライブ旅行だった。後輩に心から感謝。そして、まだアフリカに着かない。どーすんだ?しかたない。最終回までさらばじゃ。

そんな訳で、今週もがんばって生きていきまっしょい!
投稿者 勝村政信 20:19 | コメント(34)| トラックバック(0)

無題 / 2010年10月12日

テニスを愛する皆様、ご機嫌いかがですか?勝村政信です。


そんな訳で行ってまいりました。埼玉スタジアム。アルゼンチン戦。

未だにぽーっとしてまして、現実とは思えていない状況です。まだ夢の中を彷徨っている気分です。

生メッシの試合を観るのは二回目です。2005年にマドリードのサンチャゴベルナベウでクラシコ(レアルマドリーVSバルセロナ)を観たのが最初です。

メッシは進化している天才です。母国のクラブチームではなく、バルセロナというスペインにあるチームで育ち、才能を開花させた。世界的なスーペル人気者だが、母国での人気は他の選手よりも低かったりする。そんな不思議な現象がおきている。これからは、こういう選手が増えてくるのでしょう。




メッシに必要なのは、代表でキャプテンになり、ワールドカップで優勝することなのだ。天才はやることが多いのだ。






ザックジャパンはいきなり結果をだした。


試合運びもよかった。


韓国との試合が、本当の力を試される時です。結果よりも内容重視で、ザックジャパンを見守って行きたいとおもいますわぃ。


昔、デットマール・クラマンコーチは、アルゼンチン戦に勝って浮かれる日本選手に、相手を労ってきなさいと叱ったそうだ。


2014ブラジル大会に向けて最高のスタートを切ったザックジャパン。ブラジルで君が代をたくさん響かせてほすぃー。
  


でわ、お礼の第二回。


皆様、お待たせ致しました。そんな訳で続きでございます。

覚えていらっしゃいますでしょうか?勝村でございます。そこを忘れられたらどうしようもありませんよ。
前回は飛行機に乗る前でしたね。長々とすみません。と言いながら、既に長くなっていますが、、、とうとう、その日がやってきました。

制作会社が車を出して下さって、僕のトランクを運転手さんが車のトランクに入れてくれました。別に「しゃれ」じゃないっすよ。長州小力ふうに読んで下さい。(古いし。いいから進めろ)はいはい。

で、運転手さんが、「あら、随分軽いですね」
勝「二週間分です。一人旅なんです。不安なんです」
運「はい?」
勝「なんでもないです。成田までお願いします」

とにかく、男の一人旅なのだ。二週間の長旅だが、真冬と真夏の旅だから、荷物が訳わからない。

フランスの冬は日本よりかなり寒い。アフリカは日本の夏と比べられないくらい暑い。考えた末、今回は「必要な物も持たない作戦」にでてみた。

下着関係は一週間分。ホテルで洗えば半分ですむ。冬物はアウターは一パターン。インナーは二パターン。夏物はさすがに衣装なので、一週間分。

しかも真冬の日本で、アフリカに対応する衣装を探すのがどれだけ大変だったか。渋谷をチャリ(自転車)で駆け回った。そしてようやく裏原宿に東南アジア系の店を見つけた。せっかくだからとバンバン買ってしまい、結局冬物よりも重くなった。それでも運転手さんが驚く程の荷物軽量化に成功した。

いよいよ出発。(やっとかよ)とりあえずパリのシャルルド・ゴール空港に到着。(早いな)実に朝の五時前だった。なんにも動いていない。カフェもやっていない。今回はタクシーに乗るのは禁止した。観光ではないのだ。サバイバルなのだ。甘えを許すことは「死」を意味する。(あほか?)入国を済ませると、所謂、「白タク」のおじさんたちが待ち構えていた。わかっていると思うが、「キムタク」のおじさんたちではない。パリの早朝の空港に「キムタク」のおじさんたちがたくさんいたらかなりおもしろいが、これ以上横道にそれると完結するのが来年までかかってしまうので割愛させていただく。(当たり前だ)

何とか自力でパリ行きのバスに乗った。終点はオペラ座の近くだった。ユニクロのパリ店の目の前に止まった。なんだか、妙に誇らしかった。パリには多分4回目なので、ある程度の土地勘はある。

ホテルは後輩に取ってもらっていたが、場所まではさすがにわからないので、ここはタクシーに乗った。(うそつき!)まだ七時前。タクシーは大回りして10分以上走って、ユニクロから歩いて3分くらいの場所に止まった。

二度とタクシーには乗らないと誓った。で、明るくなるのを待った。実は、後輩は同じ時期に日本に来ていて、半日遅い飛行機でパリにくるのだった。トレビアン(意味が違うぞ)

朝から歩いた。自分でも吃驚する程歩いた。時間にして10時間強。今までちゃんと回っていない場所をサバイバルした。ここでは僕が行っていない観光地を巡ったので省く。(いいペースだよ)で、夜後輩と合流した。

後輩「お疲れっす」
勝「おう」
後輩「飯でも行きますか」
勝「おう」
後輩「時差ぼけですか?」
勝「ただの肉体疲労だよ。10時間も歩いたんだから」
後輩「まじっすか?登山じゃないんすから」
勝「いいからおいしいとこ連れてけ」

パリの小粋なレストランで男二人の夕飯。

後輩「実は僕、有給取ったんですよ。勝村さんのために。今回はサッカー観れないから、パリを離れましょう」
勝「は?」
後輩「レンタカー借りて、ドライブしましょう」
勝「なんで?」
後輩「なんでじゃないでしょ!普通喜ぶでしょ?フランスを車で回るなんて!滅多に出来ないでしょ!観光地以外の場所行くなんて!まったく!」
勝「う、うん。いーね。いいよね。」
後輩「とにかく、明日の朝出発。で、これから今パリで人気の日本料理店に行って、パリサンジェルマン(パリのサッカーチーム。昔ロナウジーニョがいた)でコーチやってる日本人の友達と合流しますから。その前に今、エッフェル塔が24時くらいまで凄いライトアップされてますから間に合わないかもしれないけど行きます」
勝「は、はい」

言葉も行動も矢継ぎ早だった。素晴らしい行動力。し、しまった。パリには着いたけど、またまた余分なことを書き過ぎて、肝心のフランスドライブ旅行を書くスペースが、、、すみません。次回でちゃんとアフリでを完結させます。信じて下さい。信じる者は救われる。信じない者は足下すくわれる。では、多分、次回最終回までさらばです。(た、多分?)





そんな訳で、今週もがんばって生きていきまっしょい!

投稿者 勝村政信 11:27 | コメント(19)| トラックバック(0)

無題 / 2010年10月07日

テニスを愛する皆様、ご機嫌いかがですか?勝村政信です。



奥野の歌を聴いてくださってありがとう。


お礼と言ってはなんですが、僕のおじさんが、いや、僕もおじさんですが、いや、僕のおぢちゃんが、いや、僕もおぢちゃんですが、、、

すみませんね、相変わらずで。ですから、おぢちゃんのおじさんが、ライフ通信という季刊誌の小冊子の編集をしていまして、そこに僕もたまに文章を書かせていただいています。それをここで披露させていただいちゃおうかなと。

おじさんの了解もいただいたし。文字数が決まっているので、一応気を使った内容になっています。(くだらないことが書けなかった言い訳か?)

去年アフリカのマリ共和国に行った時のことを書いたのでちょっと読んじゃって下さいまし。


後、11月14日にちょっとおもろいイベントやりますので、それはいろいろ決まったらお知らせしますので、味の素スタジアムにいらしてください。(いきなりヒントかよ)



でわ、お礼。



ライフ通信をご覧のみなさま、ごきげんいかがですか?

勝村政信です。ご無沙汰をしておりました。
久しぶりにみなさまの前に帰ってまいりました。以前この場所で、「海外で仕事をするのが好きだ」と書きました。

覚えていらっしゃいますか?そうですか。それはよかった。え?覚えていない?それは困った。

忘れている方は罰として(それほどのことでもありませんが)バックナンバーを読み返していただきたい。もちろん、続きではありませんので、読み返さなくてもいいです。(なんだそれ?)

そして去年の秋、生きているうちに一度でいいから行ってみたい場所の一つ、「アフリカ」に行ってまいりました。

アフリカの正直な印象は、アフリカという国はでっかくて、360度が地平線で、でっかいバオバブの木があり、野生の野良ライオン、野良キリン、野良シマウマなどがあちらこちらにいて、首に金の輪っかを縦にいっぱいつけた首長族の美人がいて、ペニスケースをつけたおもろいおっちゃんがいて、打楽器を叩いて、リズムが凄くて、猿の脳みそや芋虫食べて、原色のきれいなメイクの戦士がいて、崇高で気高いマサイ族がいて、、、等等。

もちろんこれは、海外の日本を何となくしか知らない人が、日本は中国という国の中の県みたいな場所で、男は羽織に袴で二本差しの侍、もしくは忍者、もしくは三船敏郎さん。

女性は十二単着て歌留多やってて、もしくはかんざしいっぱい刺した花魁が、ヘビーメタルのお兄さんが履いてる厚底ブーツくらいの厚底のぽっくりで歩いてるみたいな感じ(長いな)、もしくは将軍の島田陽子さん。(古いな)

で、寿司と天ぷら食べてふじやまと歌舞伎。でしょ?(そうかな?)そんないい加減で適当な情報のみ。なので、一応下調べして、準備しました。行く場所は、「レピュリック・ドゥ・マリ」英語だと「パブリック・オブ・マリ」日本語だと「マリ共和国」漢字だと「馬利」。

身体の準備としては、11本予防注射をして行きました。

11本、、、、、考えられないでしょ?黄熱病。A型肝炎二本。B型肝炎二本。狂犬病。髄膜炎。腸チフス。破傷風。等々。

その他にも、マラリアの錠剤を出発の一週間前から飲み始め、帰国後も一週間以上飲んだ。潜伏期間があるからだ。

国によって、義務つけられているものもあれば(イエローカードを発行してもらう)、あくまで個人的な予防で打つ場合もある。

で、マリはフランス領なのでシャルル・ド・ゴール空港でトランジット(乗り継ぎね)。マリ共和国の首都、バマコに向かうことになった。

そして事務所のマネージャーと打ち合わせしたところ、二年連続で夏休みもなかった勝村に、事務所の澤田マネは、「折角パリに寄るんですから、三日間休みをもらいましたから、パリで休んできて下さい」と。

「やったー!やったー!休みだぁー!パリで休みだー!」と喜ぶ勝村。

少し考えた。「ちょっと待って。ねぃねぃ、今回は俺一人で行くんでしょ?制作費の都合上(一人往復で120万くらいするらしい。予防接種だけでも10万ちかい)俺一人、冬のパリでどーすんのよ?どーやって休むの?」

澤田「サッカーでも見てればいいんじゃないですか?好きなんだから。」

勝村「うん。そ、そっか。サッカーね。やってるかな?」

澤田「そんなの自分で調べればいいじゃないですか。せっかくの休みなんだから」

勝村「そ、そーだよね。でも、無理に休みじゃなくてもいいよ。日本で休んだ方がいいかもね。疲れないし。怖くないし。スタッフと一緒にマリに行ったほうが安全だし、心配かけなくていいかもね。」

澤田「何言ってんですか。休みとったんだから行ってきて下さいね。よかったですね。パリでの休日。贅沢ぅ。スタッフとは、マリのバマコの空港で合流してくださいね。」

こうして、豪華な一人旅のような、仕事のような、まったくよくわからない旅がスタートさせられることになった。

しかし、このリスキーで強引な企画?がとんでもない極上の?旅になるとは、この時、誰も知る由もなかった。実は僕には、一緒にサッカーをやっていた後輩がパリで仕事をしている。在仏8年。勝村は最高のカードを持っていたのだ。

久しぶりに連絡をとった。「今度パリで休んでいいみたいだから、一緒にサッカーでも観に行こうぜ」

後輩「なんすか?それ?」

勝村「なんでもいいから、サッカーの試合のスケジュール調べてチケット取れ!」有無を言わせない。

後輩「わ、わかりました、、、」

持つべき者は役に立つ後輩である。しばらくして、後輩から連絡が入った。

後輩「勝村さん、ちょうどその週は、ワールドカップの予選でクラブチームの試合はありません。フランス代表もアイルランドで試合みたいなので、パリでは何処もサッカーやってませんね。」

数秒気を失った。

「ど、どこも?」
「はい」
「docomo?電話の?」
「違います。なにいってんすか?」
「なんでもない。やってないの?サッカー?じゃぁさぁ、なんのために寒いパリで休むの?」
「知りません。とにかくパリではサッカー観れません。」

完璧に気を失った。

パリへのチケットは取ってしまっている。パリに行くしかない。でもホテルも取っていない。サッカーも観れない。
フランス語わからない。目的のない真冬のパリの一人旅。後輩は仕事してるから夜しか会えない。一人旅というより、島流しに近い。最悪の状況に追い込まれた。

後戻りできない。電話を切った後、少し泣いた。途方に暮れた。何も考えられない。心臓の鼓動が早くなってきた。


どーする?俺?どーなる?勝村!アフリカのことを書こうと思ったが、調子に乗って書き過ぎてしまい、まだ飛行機にも乗っていない。残念ながら紙面上の都合で、そろそろまとめなければならないのだが、まとめられる量ではない。このまま書き続けていたら「らいふ通信」のスペースを占領してしまう。関係者の皆様や、読者の皆様にご迷惑をかけてしまう。なので申し訳ありませんが、本題に入る前に続きにさせていただきます。(ばかたれ!)次回は、飛行機に乗りますよ。(早く乗れ!)


そんな訳で、今週もがんばって生きていきまっしょい!
投稿者 勝村政信 23:19 | コメント(23)| トラックバック(0)