すかいらーく / 2007年02月21日
テニスを愛する皆様、ご機嫌いかがですか?勝村政信です。
か、帰って参りました、、、、、
お、大阪から、、、、、、
な、軟禁状態から、、、、
ま、まだまだまだまだ続く軟禁状態から、、、、、
地方公演の事をご存知無い方にちょっくら説明させていただきますと、普通、舞台の上演時間は2時間くらいが平均です。
おおよその目安です。
最近は長い芝居が増えていますが、、、、
今回は、休憩入れて4時間くらい、、、
しかも、30分以上台本をカットして、、、、
埼玉でやったから、電車がなくなっちゃうかんね、、、
日本には不思議な演劇形態があります。
それは、商業演劇と呼ばれています。
所謂東京では、帝国劇場、日生劇場、明治座、新宿コマ劇場などなど。
地方では、東京のそれらの劇場でおこなわれた芝居を上演する劇場ですね。
勿論、東京公演のみの演目、大阪、名古屋、などの都市のみでおこなわれる演目もあります。
で、普通の芝居もあれば、一部お芝居、二部歌謡ショーなどになっていたりします。
で、子育てを終え、旦那さんが定年退職し、余裕のある人生を過ごす楽しみの中の一品目として、主に奥様たちが楽しむ演劇です。
休憩時間に高価な幕の内弁当を注文してあったり、松のお寿司を注文してあったり、軽くビールを飲みながら、ゆっくり食事も楽しめる演劇です。
座長のCDを買ったり、グッズを買ったり、劇場の近所でも名物のお土産が買えたり、、、そんな楽しい催しです。
僕のやっている演劇とは、ちょっと種類が違う演劇です。
勘違いしていただきたくないのですが、いい、悪いでなく、色々な種類の演劇があるという事が言いたかっただけです。
そして、商業演劇というジャンルがあるのは、たぶん日本だけです。
他にも、歌舞伎、小劇場、ミュージカル、大衆演劇と様々なジャンルがあります。
僕のやってきた演劇は、小劇場です。
お客さんが100人入るか入らないかの小さな芝居小屋で上演され、評判がよくお客さんが増えると、自然に貸していただける劇場が大きくなって行くのです。
で、劇場が大きくなると、お客さんがたくさん入ると、大きな大きな「篩(ふるい)」にかけられる事になります。
ここで、8割の劇団がいなくなってしまう。
「小さなとこだと面白かったけど、ちょっと大きな劇場で見たらつまんなかったのね」
ってなことになってしまう。
厳しい、厳しい「篩」にかけられます。
で、運と才能が一致するなどの幸運が重なると次なるステージで「篩」にかけられます。
すべて、この繰り返し。
舞台は、お客さんがお金を出して、わざわざ自分の足で劇場に予定をたてて観にやってくる。
しかも、観ているだけで強力なエネルギーを使う。
「篩」の穴はどんどん大きくなる。
僕ら(この「ら」は僕がジャッジする)アンダーグラウンドの演劇(このブログで一緒の根津甚八さんの本物のアングラとはちょっと違うのね。長くなるから説明は省くね)の特徴。
声がでかい。
動きがはやい。
台詞がはやい。
基本がない。
命がけ。
ま、こんな感じかな。
僕の芝居を観た人はわかると思うけど、こんなんでしょ。
でね、何が言いたいかと言うと、実は先週に続き、スケジュールに対する文句が言いたいだけなのね。
今の中劇場クラス(え~と、紀伊国屋から、コクーンくらいかな?)のスケジュールは商業演劇レベルなのである。
海外では一日2回もやんないんだよ。
オペラなんか毎日やんないんだよ。
出来ないんだよ!こんなにいっぱい!
長々書いてるけど、一日一回にしてくんないかな~って小さく抗議してるだけなんだけどね。
だってさ、大阪はドラマシティって劇場でやってたのね。
ビルの上がホテル。
ビルに地下が劇場。
どーしたらいーの?
劇場に住んでるみたいなもんだよ。
しかも、夜ね、芝居が終わるのがね、10時30分くらいなのね。
で、あちきは、最後にたくさんの血のりを浴びるのね。
で、シャワーを浴びなくっちゃ、着替えも出来ないのね。だから劇場のシャワー浴びるの。
で、あちきはね、ホテルの風呂一回も使ってないのよ。(衣装さんにその事話したら、「あのホテルのお風呂はね、大理石で出来ている素敵なお風呂なのよ。なんで入んないの?もったいないじゃないの!」と叱られた)
入る時間がないのよ。ホテルにいる時間が無いのよ。
で、ちょっと休んで劇場でると、11時を、って23時の事よ。簡単に超えてしまうのね。同じビルでもね。
で、次の日の朝10時くらいには劇場に入んなくちゃなんないの。
いつ飯食うの?
大阪の夜のご飯の一番の思い出が、唐沢と「すかいらーく」に行った事くらいである、、、、
ホテルの目の前にあったんだね。
「すかいらーく」
店の入り口には、大きな旗みたいなのがかかっていて、「チーズフォンデュー風ハンバーグ」って書いてあった。
なんだろ~?「風」って?
でも、12時近くにハンバーグを食べるほど、僕らはヤングではない。
「ヤング」?
唐沢とは同じ38年生まれである。
おじちゃんたちはメニューを見て、唐沢は「かに雑炊」。
僕は「韓国なんとか?雑炊」を頼んだ。
雑炊なんだね。おじちゃんたちは、、、、
すぐに、「雑炊たち」はやってきてくれた。
早かったね。
無言で食べる「おじちゃんたち」、、、、、
唐沢が「お前、腹へってんじゃねーか!うまそうに食ってんじゃねーよ!」とのたまった。
見ると、あちきは「つゆ」まで飲みほそうとしている。
何故でしょー?
だっておいしいんだもん。
唐沢に「お前だって、うまそーに食ってんじゃねーか!」と言うと、
「うん、うまいんだよ。でも、かに雑炊のくせに、カニかましか入ってないんだよ」とちょっぴり悲しそうな顔で答える。
「アホか!お前は!値段を見ろ!」
「かに雑炊」さんは600円とか800円とかそのくらいだ。
「韓国雑炊」さんもおんなじようなもんだ。
しかし、おいしい、、、、、
そして、ちょっぴり悔しい、、、、
腹の膨れたおじちゃんたちは、高校生の頃の「すかいらーく」によく通ったよな~なんて、ノスタルジックな話でちょっと盛り上がり、5列くらい後ろの花粉症のおじちゃんが、50回くらい「くしゃみ」をしながら携帯で話しているのを見ながら大爆笑して、大満足して早めにホテルに戻った。
これが、大阪の夜のご飯の一番楽しかった事。
2日間くらいは、飯も食べずに寝た、、、、
だからね、お願いだから一日一回だけにして。
それも夜だけにして。
誰に言えばいいの?
東国原宮崎県知事?
そんな条例が通れば、おじちゃんたちが夜中に「すかいらーく」に行かなくてもよくなるんだけどな~、、、、
でも、「すかいらーく」は相変わらず偉大だった。
でも、折角大阪まで行ったのに、、、、、
ホテルの近所にはおいしそうな「いろんな店」がたくさんあった。
でも、「すかいらーく」
僕が高校生の時に、中学からの仲良しで、同じ蹴球部だった「ハル」(夜の部で書いたおばあちゃんね)の孫の「カツ」と、今は札幌に住んでいる「よたろう」と三人で毎週土曜日、ディナーに出掛けた。
「カツ」のバイク(HONDA400CB FOUR)の後ろに僕が乗って、「よたろう」は、当時八千草薫さんが宣伝していた、「足を揃えて乗れるんです」の原付のパッソルDに乗って、目指すは近所の豪華で大人気のレストラン「すかいらーく」!
現金を持っていない高校生に「すかいらーく」は豪華レストランである。
「カツ」は昼に働いて、夜、定時制高校に通っていたので、いつも「カツ」がおごってくれた。
毎週土曜日がとても楽しかった。
そんな「シアワセ」を思い出せたから、許そう!大阪公演。
で、今日19日だけ休んで、20日に仕事して、夜、唐沢と芝居を観に行って、21日に次の仕事の打ち合わせをして、そのまま福岡公演に出発しやす。
このペースで70歳まで行ってやる!(あたいのパパみたいに)
ざまーみろ!(誰に言ってんだ?)
では、行ってきまっせ。
我が家の「桜」は、あっという間にほころび始めたし、小さな「春」をたくさん見つけて、生きている「シアワセ」を噛み締めましょう。
我が家の桜
種類わからず
ブルーベリーも春を迎えてる
我が家の近所で発見
梅にうぐいす
なのに…
我が家の「ばかちん」は主人が帰って来てるのに、
今だに火燵で寝たまま、起きるそぶりもみせない…
このブログを読んでくれているみなさまに、たくさんの小さな「シアワセ」が訪れるように、小さく祈っています。
そんな訳で、今週もがんばって生きていきまっしょい!
か、帰って参りました、、、、、
お、大阪から、、、、、、
な、軟禁状態から、、、、
ま、まだまだまだまだ続く軟禁状態から、、、、、
地方公演の事をご存知無い方にちょっくら説明させていただきますと、普通、舞台の上演時間は2時間くらいが平均です。
おおよその目安です。
最近は長い芝居が増えていますが、、、、
今回は、休憩入れて4時間くらい、、、
しかも、30分以上台本をカットして、、、、
埼玉でやったから、電車がなくなっちゃうかんね、、、
日本には不思議な演劇形態があります。
それは、商業演劇と呼ばれています。
所謂東京では、帝国劇場、日生劇場、明治座、新宿コマ劇場などなど。
地方では、東京のそれらの劇場でおこなわれた芝居を上演する劇場ですね。
勿論、東京公演のみの演目、大阪、名古屋、などの都市のみでおこなわれる演目もあります。
で、普通の芝居もあれば、一部お芝居、二部歌謡ショーなどになっていたりします。
で、子育てを終え、旦那さんが定年退職し、余裕のある人生を過ごす楽しみの中の一品目として、主に奥様たちが楽しむ演劇です。
休憩時間に高価な幕の内弁当を注文してあったり、松のお寿司を注文してあったり、軽くビールを飲みながら、ゆっくり食事も楽しめる演劇です。
座長のCDを買ったり、グッズを買ったり、劇場の近所でも名物のお土産が買えたり、、、そんな楽しい催しです。
僕のやっている演劇とは、ちょっと種類が違う演劇です。
勘違いしていただきたくないのですが、いい、悪いでなく、色々な種類の演劇があるという事が言いたかっただけです。
そして、商業演劇というジャンルがあるのは、たぶん日本だけです。
他にも、歌舞伎、小劇場、ミュージカル、大衆演劇と様々なジャンルがあります。
僕のやってきた演劇は、小劇場です。
お客さんが100人入るか入らないかの小さな芝居小屋で上演され、評判がよくお客さんが増えると、自然に貸していただける劇場が大きくなって行くのです。
で、劇場が大きくなると、お客さんがたくさん入ると、大きな大きな「篩(ふるい)」にかけられる事になります。
ここで、8割の劇団がいなくなってしまう。
「小さなとこだと面白かったけど、ちょっと大きな劇場で見たらつまんなかったのね」
ってなことになってしまう。
厳しい、厳しい「篩」にかけられます。
で、運と才能が一致するなどの幸運が重なると次なるステージで「篩」にかけられます。
すべて、この繰り返し。
舞台は、お客さんがお金を出して、わざわざ自分の足で劇場に予定をたてて観にやってくる。
しかも、観ているだけで強力なエネルギーを使う。
「篩」の穴はどんどん大きくなる。
僕ら(この「ら」は僕がジャッジする)アンダーグラウンドの演劇(このブログで一緒の根津甚八さんの本物のアングラとはちょっと違うのね。長くなるから説明は省くね)の特徴。
声がでかい。
動きがはやい。
台詞がはやい。
基本がない。
命がけ。
ま、こんな感じかな。
僕の芝居を観た人はわかると思うけど、こんなんでしょ。
でね、何が言いたいかと言うと、実は先週に続き、スケジュールに対する文句が言いたいだけなのね。
今の中劇場クラス(え~と、紀伊国屋から、コクーンくらいかな?)のスケジュールは商業演劇レベルなのである。
海外では一日2回もやんないんだよ。
オペラなんか毎日やんないんだよ。
出来ないんだよ!こんなにいっぱい!
長々書いてるけど、一日一回にしてくんないかな~って小さく抗議してるだけなんだけどね。
だってさ、大阪はドラマシティって劇場でやってたのね。
ビルの上がホテル。
ビルに地下が劇場。
どーしたらいーの?
劇場に住んでるみたいなもんだよ。
しかも、夜ね、芝居が終わるのがね、10時30分くらいなのね。
で、あちきは、最後にたくさんの血のりを浴びるのね。
で、シャワーを浴びなくっちゃ、着替えも出来ないのね。だから劇場のシャワー浴びるの。
で、あちきはね、ホテルの風呂一回も使ってないのよ。(衣装さんにその事話したら、「あのホテルのお風呂はね、大理石で出来ている素敵なお風呂なのよ。なんで入んないの?もったいないじゃないの!」と叱られた)
入る時間がないのよ。ホテルにいる時間が無いのよ。
で、ちょっと休んで劇場でると、11時を、って23時の事よ。簡単に超えてしまうのね。同じビルでもね。
で、次の日の朝10時くらいには劇場に入んなくちゃなんないの。
いつ飯食うの?
大阪の夜のご飯の一番の思い出が、唐沢と「すかいらーく」に行った事くらいである、、、、
ホテルの目の前にあったんだね。
「すかいらーく」
店の入り口には、大きな旗みたいなのがかかっていて、「チーズフォンデュー風ハンバーグ」って書いてあった。
なんだろ~?「風」って?
でも、12時近くにハンバーグを食べるほど、僕らはヤングではない。
「ヤング」?
唐沢とは同じ38年生まれである。
おじちゃんたちはメニューを見て、唐沢は「かに雑炊」。
僕は「韓国なんとか?雑炊」を頼んだ。
雑炊なんだね。おじちゃんたちは、、、、
すぐに、「雑炊たち」はやってきてくれた。
早かったね。
無言で食べる「おじちゃんたち」、、、、、
唐沢が「お前、腹へってんじゃねーか!うまそうに食ってんじゃねーよ!」とのたまった。
見ると、あちきは「つゆ」まで飲みほそうとしている。
何故でしょー?
だっておいしいんだもん。
唐沢に「お前だって、うまそーに食ってんじゃねーか!」と言うと、
「うん、うまいんだよ。でも、かに雑炊のくせに、カニかましか入ってないんだよ」とちょっぴり悲しそうな顔で答える。
「アホか!お前は!値段を見ろ!」
「かに雑炊」さんは600円とか800円とかそのくらいだ。
「韓国雑炊」さんもおんなじようなもんだ。
しかし、おいしい、、、、、
そして、ちょっぴり悔しい、、、、
腹の膨れたおじちゃんたちは、高校生の頃の「すかいらーく」によく通ったよな~なんて、ノスタルジックな話でちょっと盛り上がり、5列くらい後ろの花粉症のおじちゃんが、50回くらい「くしゃみ」をしながら携帯で話しているのを見ながら大爆笑して、大満足して早めにホテルに戻った。
これが、大阪の夜のご飯の一番楽しかった事。
2日間くらいは、飯も食べずに寝た、、、、
だからね、お願いだから一日一回だけにして。
それも夜だけにして。
誰に言えばいいの?
東国原宮崎県知事?
そんな条例が通れば、おじちゃんたちが夜中に「すかいらーく」に行かなくてもよくなるんだけどな~、、、、
でも、「すかいらーく」は相変わらず偉大だった。
でも、折角大阪まで行ったのに、、、、、
ホテルの近所にはおいしそうな「いろんな店」がたくさんあった。
でも、「すかいらーく」
僕が高校生の時に、中学からの仲良しで、同じ蹴球部だった「ハル」(夜の部で書いたおばあちゃんね)の孫の「カツ」と、今は札幌に住んでいる「よたろう」と三人で毎週土曜日、ディナーに出掛けた。
「カツ」のバイク(HONDA400CB FOUR)の後ろに僕が乗って、「よたろう」は、当時八千草薫さんが宣伝していた、「足を揃えて乗れるんです」の原付のパッソルDに乗って、目指すは近所の豪華で大人気のレストラン「すかいらーく」!
現金を持っていない高校生に「すかいらーく」は豪華レストランである。
「カツ」は昼に働いて、夜、定時制高校に通っていたので、いつも「カツ」がおごってくれた。
毎週土曜日がとても楽しかった。
そんな「シアワセ」を思い出せたから、許そう!大阪公演。
で、今日19日だけ休んで、20日に仕事して、夜、唐沢と芝居を観に行って、21日に次の仕事の打ち合わせをして、そのまま福岡公演に出発しやす。
このペースで70歳まで行ってやる!(あたいのパパみたいに)
ざまーみろ!(誰に言ってんだ?)
では、行ってきまっせ。
我が家の「桜」は、あっという間にほころび始めたし、小さな「春」をたくさん見つけて、生きている「シアワセ」を噛み締めましょう。
我が家の桜
種類わからず
ブルーベリーも春を迎えてる
我が家の近所で発見
梅にうぐいす
なのに…
我が家の「ばかちん」は主人が帰って来てるのに、
今だに火燵で寝たまま、起きるそぶりもみせない…
このブログを読んでくれているみなさまに、たくさんの小さな「シアワセ」が訪れるように、小さく祈っています。
そんな訳で、今週もがんばって生きていきまっしょい!