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勝村政信プロフィール
俳優。「天才たけしの元気がでるテレビ」で注目を浴び、その後演劇活動をメインに行い現在に至る。飄々としたスタイルで芸幅の広さをアピールする一方、舞台演技の評価は高い。最近では「ラスト・クリスマス(フジテレビ)」、「HERO(フジテレビ)」、「義経(NHK)」等に出演し活躍している。趣味はサッカー、テニス、フィットネスなどスポーツ全般。
出演情報
レギュラー  TVasahi「ナサケのオンナ~国税局査察官~」 出演

毎週木曜21:00~21:54
ナレーション  NHK「スポーツ大陸 一歩一歩に魂こめて~競歩 山﨑勇喜~」 OA
10/16(土)22:00~(BS1)
10/17(日)10:05~(総合)
10/19(火)24:15~(関西総合)
10/24(日)24:00~(BS1)
9/25より公開  熊沢尚人監督「君に届け」 出演
9/18より公開  羽住英一郎監督「THE LAST MESSAGE 海猿」 出演
4/10より公開  石原興監督「獄(ひとや)に咲く花」 出演
3/13より公開  谷口正晃監督「時をかける少女」 出演
CF  「セイロガン ト-イA」
CF  FUJITSU「夢をかたちに(社会システム空港篇)」
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赤羽トレーニングセンター その3 / 2006年11月01日

テニスを愛する皆様、ご機嫌いかがですか?勝村政信です。

ご要望に答えてみました。
だいぶ伸びましたが、、、、


坊主頭

こんな感じ


先週はほとんど東京にいませんでした。
撮影で京都にいました。
京都は暖かく、紅葉はまだ始まっていなかった。例年より遅れているらしい。
僕は埼玉出身なんだけど、「京都」と言えば「修学旅行」
中学での京都旅行はうれしかった。みんなで泊まったり、自由行動の時間があったり。

しかし、高校の修学旅行でも京都に行かされた、、、、、

そう、行かされた。

絶対、「裏の事情」があるとしか思えなかった。

高校の修学旅行で「京都」

考えられなかった。

他の高校では、「九州」だの「北海道」だの行っていた。
うらやましかった。
中には「海外」なんてアバンギャルドな学校もあった。

楽しかったはずの中学の修学旅行の時に、宿でお茶が出た。
馬鹿でかい薬缶が出てきた。中を覗いたら、茶羽根ゴキブリが浮いていた。
みんなそのお茶を飲み始めていた。
先生に言うと、「京都の有名な茶虫だから、問題ない」とのたまった。

全員がっかり、、、、

いきなり帰りたくなった。


結局、中学でも、高校でも、「新京極」でチンピラにからまれた事が一番の「思い出」になっている。(情けない)

そんな事、行く前からわかっていた。
せめて高校では、違う場所に行きたかった。



今でも思う。「裏で、何か、あった。、、、絶対」


京都1

一応、京都の写真

京都2

食べる勇気がなかった


僕は、仕事であまり京都に行かないけど、行ってみるとちょっと楽しい。
東京の撮影所では、あんまり「仲間」に会わない。
でも京都の撮影所は「仲間」だらけ。

まず、出発の日。
6時の新幹線に乗り込むと、榎木孝明さんに会った。
10年くらい前に親子だった。(かなり無理があるよね)
「半年も行ったり来たりなんだよ」と笑っていた。
他にも数名の「仲間」がいた。
撮影所に着くと、橋之助がいた。
「久しぶり~」なんて挨拶をして、着替えに行くと、中山忍ちゃんがいた。宅間伸さんが着替えていたり、出掛けようとしたら、松重豊がいて盛り上がる。
帰ってきたら的場浩二くんも帰ってきていて、次の日の朝は、京本政樹さんがメイクしていて、「あ~!かっちゃん!」なんて挨拶して、出掛けようとしたら、竹中さんがやってきて、話していたら出発の時間がきちゃって、行こうと思ったら、仲間由紀恵ちゃんがきて、出掛けるとロケ先に田口浩正から電話がきて、「今、徳井優さんと京都です、会えませんか?」なんて言われて、吹石一恵ちゃんから久しぶりにメールがきて「唐沢さんと京都でお会いしました」だって、、、
で、唐沢と電話で話して、稲森いずみちゃんが来ている事もわかって、連絡をとり、楽屋に戻る途中に同じ劇団だった、筒井真理子ちんに会い、楽屋の前で黒木メイサさん(初めて会った)がしゃがんでいて、照英くんが笑顔で挨拶してくれて、遠くに原田龍二の後姿をみかけ、、、、、、、、、

考えられない。頭グルグルしちゃった。
会えなかったけど、まだまだたくさんの「仲間」がきていた。


ま、今は正月の時代劇がたくさん入っていたから、こんなにすごい事になってたんだけど、、、、

もー、笑うしかない。ちょっと吐きそうにもなったけど。

京都に行く前には、戦争のドラマのセットで(これで坊主になった)府中の撮影所に40時間近くいた。

頭フラフラだった。

ここでもかなり笑えた。
撮影所のまわりには何も無い。

一番近くにあるのが「吉野家」と「ジョナサン」

休憩時間。
軍服にゲートル巻いているから、脱ぐわけにいかない。
みんな泥だらけのメーク。中には、血だらけの人もいる。
落とすわけにもいかない。
店屋物も取れないから、そのままの「状態」で食べに行くしか無い。
半海さんと鈴木浩介くんと飯にでかけた。
「吉野家」の前を通ったら、一般の人たちに混ざって「血だらけで顔色の悪い軍人」が豚丼みたいのを普通に食べていた。

大爆笑。

で、僕らは「ジョナサン」に入った。
すると、軍服を纏った藤竜也さんが魚の煮つけ定食を食べていた。

またまた大爆笑。

で、とりあえず敬礼した。

僕らも仲間に入って昼ご飯を食べた。
まわりのお客さんたちはどーしていいかわからず、入って来るお客さんは「ジョナサン」が軍人に占拠されている事に驚いて、みなさん少しづつ「後ずさって」いた。

撮影所に戻る途中「吉野家」を覗くと、「吉野家」も軍人に占拠されていた。
(クーデターかよ)

夜の休憩時間にも、同じ光景が繰り返されていた。
二日間も同じ光景が続いた。
なんだか、本当に藤竜也さんを「大統領」にするために立ち上がり、クーデターを起こした軍隊みたいだった。

で、日曜日に違う仕事で東京に帰ってきた。
で、次の日また朝一で京都に戻った。しかも日帰り。

何も考えられない状態。
 
そんな日曜日の夜に、原田芳雄さんから一緒に芝居を観に行こうと誘われた。

久しぶりに「唐組」の芝居を観てきた。

唐さんの事は、同じブログで根津甚八さんが詳しく書いているので「説明」は省きます。

まず、会場になっている雑司ヶ谷の鬼子母神に着いた。
なんとなくざわついている。お客さんを眺めると、結構若い人がいる。
失礼だが、意外な感じがした。(このことは、となりで飲んでた「北の国から」の監督の杉田成道さんも言ってた)
木野花さんがいた。今日で二度目の観劇らしい。
木野さんは去年、シアターコクーンで同じ演目を「Nさん」の演出でやった。
で、今日は唐十郎さんが、普段の「役」ではなく、木野さんが演じた「女教師」
をやるらしいので、「どーしても観たくって」っとすでにかなり興奮しながら教えてくれた。そんな木野さんの笑顔は相変わらず少女みたいで素敵だった。

ざわついているお客さんの中に、メークを済ませ、衣装を着た劇団の方たちが混ざっていた。
「唐組」には「楽屋」がない。テントだから当然なのだ。

余談だが、昔、小林薫さんと一緒に舞台をやった。
薫さんは「状況劇場」を退団して以来、18年ぶりの舞台だった。
そして、これも当然だが、初めての「劇場」での舞台だった。

劇場に入った薫さんが、ちょっと緊張した面持ちで僕に質問した。
「勝村、楽屋話しって何を話したらいいんだ?」だって。

僕ら大爆笑。

テント芝居しかした事のない薫さんは、劇場で芝居をするのは初めて。
だから勿論、劇場の楽屋も初めてだった。
楽屋では、舞台に上がるより緊張していて「ぎこちない」動きの連続だった。
しかし、元々「おしゃべり」なので、夕方には誰よりもしゃべり倒していて、うるさかった。

で、「唐組」の鳥山さんが来てくれて、色々と気を使って下さった。
「勝村さんも後ろの椅子に座りますか?」と言われたので、「いいえ、大丈夫です」と答えた。
久しぶりだったから、テントの臨場感と高揚感と肉体の痛みを味わいたかった。

開幕前から興奮してくる。

こればかりは、「劇場」では味わえない。
なにせ、みんな地面に座っている。一番後ろには、どでかい「石灯籠」が舞台装置のように置いてある。(ま、元々そこにある本物だからね)
「お客様がまだまだ入られます。もー少し詰めていただけますか」
なんて何度も言われて、気が付くと最初に座っていた位置から結構ずれている。

何となく、息苦しい。

超満員。

テントの中は、観客それぞれの「思い」みたいなものが充満しはじめる。

幕が開いた。

テントに入る前から引き込まれている僕らは、始まった瞬間から「数光年先」まで既に連れて行かれている。

十貫寺梅軒さんが登場。

圧倒された。
犬に手を噛まれた「野球少年」の役だった。
本物の「アングラ」の芝居を堪能した。

唐さんが登場した。

圧巻だった。

やはり唐さんは「神」に近い。
唐さんは「衰える」なんて人間の世界の現象とは「無縁」だった。

他のみなさんも素晴らしかった。

「アングラ」と言うカテゴリーをつくった人たちの力は、計り知れない。
もっと長く書こうと「腹」を決めていたけど、僕の筆力で批評するのは、失礼に値する。

僕が書けるのは只一つ、唐さんは「演劇神」だ。

芝居が終わってから、「紅テント」の中で飲んだ。
お客さんも役者も車座になって、、、、
「しあわせ」な空間と時間だった。

いい芝居を観た後は、いい演技を観た後は、何とも言えない「幸福感」に包まれる。
地元に戻り、芳雄さんたちと軽く飲んだ。
みんなの顔も「幸福感」に満ち溢れていた。

こんなの本当に「久しぶり」だった。

なんだか「しあわせ」なまま終わるのは悔しい(なんで?)
天の邪鬼の僕としては、やはり「ぼやき」の一つも入れたい。(アホか)

で、31日の「ハロウィン」

なんだあれ?

関係ないじゃん!

ふざけるな!

我が家の近所は外国の大使館が幾つかある。
だから、必然的に外国の人が多い。

近所の人に地図を貰った。
そこには「お菓子」をくれる「家」の地図が書かれてある。
僕も娘たちを連れて参加した。(参加してんじゃねーか!)

暗い道を「仮装」して歩く子供たちは、とても楽しそうだった。


ハロウィーン1

我が家のまわりでは、こんなことや

ハロウィーン2

こんなことになっていた


でも、おじちゃんはやはり納得できない。
クリスマスもバレンタインもボジョレーヌーヴォーの解禁の日も、、、、

恥を知れ!

関係ねーだろ!

厚顔な日本人め!

自分の頭で考えて生きろ!

自分たちの文化を大切にしろ!倫理を大切にしろ!

何が「ワインみたいな日本酒です」だ!
日本酒に自信持て!
何が「このマグロ、牛肉みた~い」だ!
牛肉食ってりゃいーじゃねーか!

ば~か!うんこ!

恥を知れ!恥を!

でも、楽しいんだよね~。
子供たちがみんな「興奮」してうれしそうなんだよね。

子供の笑顔は地球を救う。

ま、いっか。

「子供は大人の父である」
けだし名言である。

そんな訳で今週もがんばって生きていきまっしょい!


『赤羽トレーニングセンター』 その3

とにかく食べた。

で、週4回のトレーニング。
月、火、木、金の午前中にトレーニングして(水曜は、わざと筋肉を休ませる)
水曜の夜にサッカーいって、土、日のどっちかにサッカーの試合。

お仕事は?と聞かれたら、「運動です」と答えていた。

しばらく続けると、筋肉が変わってきた。なんだか身体も大きくなっている。鏡を見ると、軽く「ポーズ」をとったりしている。

「ヤバい」

と思いながらも、満更でもなかった。

だから、「ヤバい」って。

気づくと、ちょっとだけの「蓄え」が底をついてきた。
同じサッカー部の先輩に冷凍食品の運送の仕事を紹介してもらった。

午前中に仕事する事にした。
で、午後トレーニング。
なんだか時間がもったいなくて、暇をみつけちゃぁ冷凍倉庫にこっそり入って、一番重い20キロの「すけそうだら」を担いで鍛えた。(変態。狂ってる)

仕事を始めたので、トレーニングは夕方からになった。
今までは、午前中だったので「赤トレ」はすいていた。
僕一人なんて事もよくあった。

しかし、夕方は仕事を終えた「ボディービルダー」の巣窟だった。

「赤トレ」の壁には、「赤トレ」出身の「ボディービルダー」略して「ボビー」
(長いからね)さらに略して「赤ボビー」の写真がたくさん飾られている。
夕方には、その中の数人と、もーちょっとでその中の人たちが「いっぺー」いた。
なんだか、都会の地図を覚えて田舎から出てきた小僧が、都会でいきなり迷子になったみたいだった。

あたふたした。

呆然として「赤ボビー」のトレーニングにみとれた。
すんごい活気だった。みなさまの熱でガラスや鏡が曇って行く、、、、

若かった僕は身体の芯がアツくなるのを感じた。
(今の僕ならそんなことはない。岸部四郎さんの「後ろ向き 一週間に一日幸福ならいい」って本も読破したくらいだ)
で、目を輝かせてトレーニングに参加した。

この頃の僕のアイドルは「アーノルド・シュワルツェネガー」(おかしいぞ)

ミスター・オリンピアで、5回連続の王者に輝いていた。
ミス・オリとは(勝手に略すな)ボビーの世界一を決める、ミスター・ユニバースで優勝した、「世界一」の人たちだけが出場できる大会なのである。

出場できるだけでも「神」に近い。

シュワちゃんは(もちろん、まだそんな風には呼ばれていなかった)
その大会で、前人未到の5連覇を成し遂げて、ハリウッドデビューした。
「神」の中の「神」なのである。(まぁ、マニヤックな神ではあるが、、、)
もちろんシュワちゃん初主演映画(多分)「鋼鉄の男 パンピング・アイアン」だってみている。(かなり笑える、真面目な実録映画)
この映画をみて、ボディービルダーって子供の頃はみんな「いじめられっこ」だったことがよくわかった。

ちなみに、「パンピング」とはトレーニングでキンキンに張っている筋肉の状態のことである。

僕も毎日「パンピング」の歓びに浸っていた。




だんだん、夜の先輩たちにも(何だ?夜の先輩って)慣れてきた。
レベルが違うから一緒にトレーニングは出来なかったが、ちょっとづつ話してもらえるようになった。
話しを聞くと、ちょっとおもろかった。

「バーベルで『肩』鍛え過ぎて刺激を与え過ぎたのか、肩から毛が生えてきちゃったんだよ。はっはっは」
「え、え~?」
「ほら」
「ほ、ほんとだ!す、すんごい生えてる~」

他にも、腿になんかクリームを塗っている「夜の先輩」をじーっと見ていると、
「あぁ、『腿』鍛え過ぎてでかくなり過ぎちゃって『股擦れ』が痛いんだよ。はっはっは」
「え、え~?」
「ほら」
「ほ、ほんとだ!す、すんごいすれてる~」


こんな会話ばかりだった。


こんな会話しちゃー、おっぱいを「ピクピク」動かしたり、鏡みて「ポーズ」とったりしている。

なんか、危険な匂いのする(違う意味でね)集団だった。

でも、みんな笑顔がきれいだった。

「赤トレ」は目的を持った人の集まりだった。
「身体を鍛える」のを「生き甲斐」にしている人たちの集まりだった。

だから、居心地がよかったのかもしれない。

「赤トレ」のガラスの曇りは、「生き甲斐」を持ってトレーニングに励む人たちをやさしく包む「コクーン」だったのかもしれない。



        

続く。


エッセイ風 | 投稿者 勝村政信 12:26 | コメント(16) | トラックバック(0)